ビルメン生活

ビルメンに未経験30歳で転職してみました。

真面目に資格の話を

なんだか早速愚痴が多いブログになってしまったので真面目に資格の話をします。笑
辞めたいと言いながらも半年に一度は資格を取っている私。
11月は第2種冷凍機械責任者という、ビルメンに取ってはビミョーな価値の資格を受けてきました。
何故2冷を取ろうと思ったか?
まず、前提として私は建築物環境衛生管理技術者、通称「ビル管」の資格取得を目指しています。(職場には言ってません。資格をとろうとするとやっかむ人がビルメンの世界にはいるのです)
この資格は実務経験が2年必要なので今の私にはまだ受ける事ができません。ですので、この2年の間に取れる資格は取っておこうと思っています。
私は去年3冷を取得してますので、今年は2冷を受けてきました。ぶっちゃけ、ビルメン的には必須の資格ではないですが、空調や冷凍機の勉強にはなります。
しかも難易度的には3冷とあまり変わりません、、というか3冷よりも2冷の方が簡単に感じました。
学識という、いかにも難しそうな科目があるのですが文系でも公式さえ覚えたら計算問題なぞサービス問題に早変わりします。

さらに2冷の特典はまだあります。
①3冷より上位資格なので手当が増える、、かも
②なんと「ビル管」を講習で取得できる権利がもらえる。何故2冷が、、
私はネットで②の事実を知り、受けることを決意しました。笑

特典とは逆に、デメリット、不満点も挙げます。
①試験が1年に1回しかない。
②試験開場がおっさんしかいない。

マジでおっさんしかいません。受ける人はご注意を。
しかしこう見比べてみるとおっさんにさえ我慢できれば、メリットの方が多い気がします。
試験結果はまだですが、合格している事を信じて、、

ビルメンと結婚

私は結婚しています。
ビルメンは結婚できるのか?というテーマはごまんとあるでしょうが、私や私の職場の話をしてみます。
まず私の場合、ビルメンになる前から結婚していました。前職の時にすでに婚約していたのです。その時は給料も今より(ビルメン会社)もありましたし、結婚してもやっていける気がしていたのです。
しかし元よりブラック人間の私は結婚した月に同時に鬱になり退職してしまい、結婚スタート=夫(私)が無職という状態になりました。
しかしそれでも妻は私を支えてくれ、職場訓練に行きなんとか就職できました。
しかし就職先が給料の低いビルメン会社。今の生活は前職の時よりもお金がありません。現在進行形でマジで悩みの種です。しかし辞めてもあてもなく、飲食に戻るのもいやだし、、渋々働いてるといった感じです。
同業他社に渡ったところで業界全体が給料低いので結局一緒の悩みになりそうだし、、。お金の悩みは一生付きまとってくるかもしれません。
ただ、結婚生活はそこまで絶望した感じじゃない。やはり精神的に落ちつけるし、共働きならば貯金もできます。嫁さん孝行しなければ、、。

同僚、上司の結婚生活について
職場の半分くらいは意外にも既婚者です。しかし、全員に言えることですが皆さん共働きです。私のように前職の時に結婚した人が転職してきた人もいるし、ビルメンになってから結婚した人もいます。車や家も購入し、子供がいる人も稀ですがいます。
つまり、稼ぎは少なくとも結婚はできるんじゃないかと思います。結局は自分次第なんじゃないかと。
ただ、何回も言いますが給料が少ないし家を空ける仕事だし、嫁さんの負担はかなりあるでしょう。この当たりはお互いに理解していかないとやっていけなくなるかもしれません。

実際に未経験から働いてみてどうか

ビルメンは未経験からのスタートの敷居が低いので割りと簡単になれます。前回資格を取った方が言いような言い方をしましたが、実際には採用の確率がほんの少しあがるだけで、なんにも持ってなくても採用されることが多いです。ただしいわゆる独立系の会社の話です。
私は4月からビルメン未経験で入社しましたが、実際未経験が働いてみてどうか。

ぶっちゃけ、もう辞めたいです。笑
全然、楽じゃないですし、給料の低さ、人間関係の悪さ等、いいことなんてひとつもないです。
未経験はやはり甘くないです。
といっても、飲食に比べたら身体はかなり楽になりましたし、休日は増えました。もう、時間をとるか給料をとるかという感じですね。
飲食時代はカネなんざいらねえ、自由が欲しいんだい!と思ってましたが、いざビルメンに転職すると時間はあるのに遊べるカネがない、、辛い、、となるんです。まとめると
メリット
休日が多い
体力的には楽
設備の事に詳しくなれる

デメリット
給料が低い低すぎる
人間関係がよくない
拘束時間が長い

って所でしょうか。
やりがいは微塵もないですね。笑
私も最初はスキルアップして上を目指す!とか息巻いてましたが、今ややる気のない、だらけた新人というブラック人材です笑

なぜビルメンを選んだのか

同じ時期に就活していた友人から「ビル管理とかどう?」と言われたのがきっかけでした。
私はその頃、事務を目指してたので、言われた当初は「ふーんそんな仕事あるんだ」くらいにしか気を留めていませんでした。

事務職が難しいのがわかると、いつの間にかビルメンの事をネットで調べるように。
わんさか情報がでてきます。
どうやら飲食よりだいぶ気楽そうな仕事のようです。とりあえず後がない私は、ビルメンを目指す事にしました。
調べるうちに資格が必要な事や職業訓練に行ったら有利なことがわかります。
すぐにハローワークに行き、ポリテクセンターに申込み、とる資格も日程を確認。逆算して勉強することにしました。

資格について
いわゆるビルメン4点セットを取得すると、就職が有利になるとの事。第2種電気工事士、第3種冷凍機械責任者、危険物乙4、ボイラー2種ですね。私の場合は消防設備士乙4も視野に入れ、5点セットを目標にしました。
電工だけは試験のタイミング的に来年度の受験になりそうだったので、その他4つを半年以内に取得するべく日程をたてました。
10月危険物、11月冷凍機械、12月消防、1月ボイラー
というように1ヶ月ごとに受けました。以外となんとかなりますし、本命の電工が受けれない分、それ以外は絶対とる!という気持ちで勉強しましたね。

飲食業の脱出の仕方

私は某回転寿司チェーンの社員でした。

毎日仕事に追われながらも、毎日辞めたいと思ってました。
飲食業に就いた人は、もしかしたら私と同じように、毎日鬱々としながら働いている人も多いでしょう。

飲食業に就いているタイプを大まかに2タイプいるとします。
①生粋の料理人、生粋の飲食人。
②就活がうまくいかず、仕方なく飲食業に就いた人。

①の人は読まないで下さい。私は余裕で②のタイプの人間でした。

断言しますが、②の人は今はよくてもいずれ辞めます。断言します。

どうせ辞めるので、辞めるなら若くて早い方が良いです。絶対辞めるので。
私は飲食業の人を馬鹿にするつもりは一切ございません。ただ、②のタイプの人で、今も苦しんでいる人がいるなら、救いたいと思ってます。

②のタイプの人が転職する方法。それは。
今すぐ会社を辞める事です。
次が決まってから会社を辞めるなんて考えは捨てたほうがいいです。絶対そんな余裕ないですから。せっかくの休日に、ヘトヘトなのに、面接いけますか?
それよりも、さっさと辞めて、一月くらいは自由に過ごしてみます。会えなかった友人に会ったり、旅行に行ったりしてるうちに、顔に生気が戻ってきます。笑
そこから、就活です。若いうちが勝負です。
案外、すぐ決まりますし、飲食で悩んでた日々がアホらしくなります。

私も、飲食一社目は鬱手前、飲食2社目も鬱手前になってしまったのですが、いざ仕事から離れると痩けていた頬も元にもどり目に活気がみなぎりました。
20代なら異業種でも未経験で雇ってくれるだろうし、30代以降なら、ビルメンがあります。笑

あ、ただ。恋人は飲食時代に作っておいた方が良いですよ。笑

元飲食出身

新卒で飲食店を全国展開している会社に入った私。

どこの記事にも書いてある通り、かなりの肉体労働で体力が続きませんでした。
これはずっとできる仕事ではないぞ、、とその頃から仕事辞めたい病が発動していました。笑

ビルメンはそういう人達が転職してくるにはちょうどいい仕事なんですよね。

私も飲食時代は日々立ち仕事で、次は座ってできる仕事に就くと心から決めていました。笑

これ飲食とか小売の人が行き着く思考だと思います。
私も、その頃は事務職を目指して、簿記やエクセルの勉強をしていました。

でも事務って、30歳の未経験の男なんて取ってくれないんですよね。

結局、色々あってハローワークでポリテクセンターを紹介してもらって、今にいたります。